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名だたる戦国武将が一斉に集った「名護屋城」、戦国時代好きの皆様にとっては特別だというこの場所の写真、周辺観光地の写真と合わせて一斉にお見せします!

さて、私・ライターの中川淳一郎が佐賀県唐津市に引っ越したところ、様々な戦国時代のことが好きな方々から「えぇ!! 名護屋城近いじゃないですか! 僕、名護屋城行った後、唐津の〇〇〇という居酒屋で飲んで最高の時間を過ごしました!」なんて言われました。

その後は、歴史好きの中学生の少年が「中川さんが唐津に住んでるんだったら(僕は)九州旅行して、最後のクライマックスを名護屋城にするからその時会ってね!」なんてことも言われました。

さて、今回、そんな名護屋城跡と「佐賀県立名護屋城博物館」に行ってきましたので、今回はドカーンと写真を大量放出します。そして、また別の回に博物館の学芸員の方から聞いた「名護屋城トリビア」を出します。まずは、名護屋城跡の写真の数々、そして、唐津市内の名護屋城跡に来た場合に楽しめる周辺観光スポットについて紹介しますね。

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えぇとですねぇ、名護屋城跡に来た場合、立ち寄れる周辺の観光地としては「唐津市の中心部(城下町)」、「呼子のイカ」、絶景スポット「七ツ釜」、サザエのつぼ焼きがおいしい「波戸岬」と4つの選択肢があります。最初は名護屋城について紹介したうえで、他の観光地も紹介しまーす!

その前に、名護屋城跡と周辺の観光地の位置関係は次の通りです。唐津駅周辺から名護屋城までは車で約30分の距離です。名護屋城跡から唐津市呼子町までは、車で約10分~15分。名護屋城跡から波戸岬までも10分弱。七ツ釜までは約15分とすべて一気にまわれちゃいます。

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さて、それでは名護屋城について。名護屋城跡の入り口で「歴史遺産維持協力金(任意)」の100円を払うともらえるパンフレット(「肥前名護屋城」肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会発行)に描かれている名護屋城の記述をここで引用します。これが恐らくもっとも分かりやすい「名護屋城ってすげーじゃん」の根拠です。

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名護屋城は、豊臣秀吉が文禄・慶長の役の際に、国内拠点として築いた城です。わずか5ヶ月で築城され、当時の大坂城に次ぐ規模を誇った名護屋城。周辺には全国から参集した大名の陣屋が150以上も立てられ、人口20万人を超える城下町が出現しました。国内でこれほどの名だたる武将が一堂に会した城、陣跡はありません。関ヶ原の戦いの後、寺沢広高が唐津城を築城した際に、その一部の遺材を使用したと言われています。その後、石垣は江戸時代初期に人為的に破却。現在は、安土・桃山時代の貴重な技術を示す石垣がよく残っています。

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名護屋城跡の石垣の写真。また今度紹介しますが、この2枚の写真にも面白いエピソードが隠されています!

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というわけで、名護屋城に関するトリビア(本当に歴史が色々分かります!)についてはいずれ出しますが、今回は名護屋城跡を中心とした唐津市の観光スポットを写真を中心に紹介しますね。
まずは、名護屋城跡と佐賀県立名護屋城博物館両方の写真です。それではどうぞ!

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佐賀県立名護屋城博物館外観!

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佐賀県立名護屋城博物館にある名護屋城と城下町の模型(縮尺1/300)

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安土桃山時代だけでなく、日本と朝鮮の交流史についての展示も充実!

続いては、名護屋城跡!

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本丸跡は、天気のいい日には対馬まで見えるそう!「太閤が睨みし海の霞かな」という正岡子規の門人青木月斗の句です!

そして、織田信長と豊臣秀吉に仕えた堀秀政の息子で越後福嶋藩初代藩主堀秀治の陣の跡にも行きました。陣跡といっても戦の際の陣幕をはった陣を連想するかもしれませんが、武将たちが名護屋滞在時に住んだお屋敷跡です。あぁ、こんなところで堀氏は能を見たりしていたんだな、と思うことでしょう。

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能舞台跡。

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堀秀治の陣跡にたくさん生えていたワラビ。

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こんな感じで、歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズとか、戦国モノの大河ドラマとか好きな人は是非、名護屋城に来てくださいね! 絶対に満足できます。そして、名護屋城から近い場所にある呼子・波戸岬・七ツ釜の写真も最後に紹介します!

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呼子のイカの活きづくり!透明でコリコリ!

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七ツ釜!絶景!!

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波戸岬で食べられるサザエやアワビ!

とにかく、名護屋城を歴史好きは目指し、周辺のおいしいものをたくさん食べて楽しんでくださいね!!!
そして、佐賀県立名護屋城博物館では、直木賞作家・門井慶喜氏をお招きし、後援会「名護屋、六年半の首都」を開催します!門井さんは、昨年「サンデー毎日」で唐津及び名護屋城が舞台の『なぜ秀吉は』を執筆されています。歴史好きの方、名護屋城について詳しく知りたくなった人は是非!!詳細はこちら
〈日時〉2021年3月27日(土曜日)14時~15時半
〈場所〉佐賀県立名護屋城博物館 ホール

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