え、こんな祭りもあるの? 知ったら絶対に来たくなる、佐賀のお祭り10選
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え、こんな祭りもあるの? 知ったら絶対に来たくなる、佐賀のお祭り10選

佐賀県情報発信所(佐賀県公式)

感染防止対策の影響で、昨年から全国各地のお祭りも自粛モードが広がっています。そこで、今回は、せめてウェブ上だけでもその熱気を味わってもらおうと、佐賀の“すごい”お祭りを、独断と偏見でまとめて10個ご紹介します! 今年、佐賀のお祭りに来れなくて残念がっている人も、佐賀のお祭りについて全然知らないという人も、写真を通じて、お祭り気分を味わってくださいね!

1.鍋島家に伝わるおひなさまで、侯爵気分を味わおう 佐賀城下ひなまつり(2月中旬~3月下旬)

明治から昭和にかけて、鍋島侯爵家にお嫁入りした歴代のご夫人たちのおひなさまが、一挙公開されるのが「佐賀城下ひなまつり」。「縦」ではなく「横」に6メートル、5メートルも広がる大雛壇飾りをはじめ、日本でも類を見ない立派なひな壇が展示されます。

ひなまつり4

なかでも気になるのが、豪華なミニチュアサイズの調度品の数々。日本の伝統工芸の粋を凝らした精緻なつくりの雛道具は、おひなさまに興味がない人でも、思わず見入ってしまうはず。開催は、鍋島家に伝来した品々をご紹介する歴史博物館の徴古館です。

ひなまつり9

さらに、このイベントが開催されるのは、徴古館だけではありません。佐賀市歴史民俗館では、そのほかの佐賀の名家に代々受け継がれるひな壇も展示される上、宿泊施設や料理屋などでも、ひなまつり限定の料理やイベントを実施。まさに、佐賀市全体が、華やかな“ひなまつりモード”になっています。

このシーズンは、佐賀市以外でも、すべて磁器で作られたという珍しいおひなさまがある有田をはじめ、伊万里、唐津などでも、伝統のある旧家のおひなさまが展示されています。2~3月に佐賀県へ遊びに来た時は、「おひなさまめぐり」を楽しむのも一興です。

ひなまつり5

ひなまつり1

2.焼き物が好きなら、絶対に行かなくちゃ! 有田陶器市(有田町/4月29日~5月5日) 

有田陶器市2

 焼き物好きのみなさんに必見なのが、毎年GWに有田市で開催される有田陶器市です。有田といえば、日本ではじめて磁器を作った土地としても有名です。ちなみに、九州7県を走る寝台特急「ななつ星」の客室の洗面鉢に使われているのも有田焼です!

有田陶器市4

 JR有田駅周辺から上有田駅までの約4キロ区間に、450以上の店が立ち並び、多種多様な焼き物を販売。有名作家から気鋭の若手作家の作品まで、数々の焼き物があり、掘り出し物もたくさんあるとか。

有田陶器市3

このお祭りの起源については、毎年5月2日、3日に、霊場である黒髪山を目指して、お遍路さんでやってくるお客さんを目当てに、焼き物を売るようになったという一説も。

なお、焼き物購入時は、お店の人と値段交渉するのも楽しみのひとつ。ご自身の目利きぶりを試しに、お宝鑑定団気分で遊びにきてくださいね!

有田陶器市5

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3.こんな公の場で、泥の中を泳げるのは、きっとここだけ! 全国有数の奇祭  鹿島ガタリンピック(鹿島市/5月下旬~6月上旬)

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佐賀県に面する有明海といえば、日本一干満の差がある海としても知られています(その満ち引きの力強さから、有明海に面する太良町は「月の引力が見える町」という素敵な異名もあり)。

そんな干潟の泥を利用して、開催されるオリンピックといえば、鹿島市で開催される「ガタリンピック」。アニメ『ゾンビランドサガ』でも紹介されて、一気にその知名度を上げました。

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まさかの泥のまみれながらの各種ユニークな競技は、参加者はもちろん、観客たちの度肝を抜くものばかり。有明特有の漁具・ガタスキーを使用した「ガタスキー競争」をはじめ、干潟上での自転車競走や障害物競走、宝探し、相撲などの種目が開催されます。

ガタリンピック3


そんなユニークなイベントながら、実はその歴史は意外と古いのです。昭和60(1985)年に、鹿島市七浦の海浜スポーツ公園のこけら落としとして開催されたのがきっかけだとか。現在では、世界(?)から注目される、佐賀県を代表するイベントへと成長しました。見学は自由。事前予約で参加も可能です。当日参加できる競技もあるので、有明海の泥のヌルヌルに全力でまみれたい人は、ぜひガタリンピックへご参加ください!

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4.豊臣秀吉が始めたと言われる由緒正しきお祭り 呼子大綱引 (唐津市呼子町/6月第一土曜日、日曜日)

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クジラとイカの街として知られる呼子で、6月に行われるのが「呼子大綱引」です。このお祭りの始まりは、元寇が起こった安土桃山時代。名護屋城に拠点を持っていた豊臣秀吉が、加藤清正と福島正則の陣営を東西に分け、軍船の綱を引かせたことから(ちなみに、佐賀県民なら当然知ってると思いますが、名護屋城は全国の有名武将が一同に介したとんでもない歴史的スポットでもあります)。

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現在では、町民を「岡組(ウラカタ)」と「浜組(サキカタ)」に分け、老若男女が綱を引き合います。開催されるのは、6月の第1土曜日の子供綱、第一日曜日の大人綱で、合計2日間。岡組が勝利した年は豊作に。浜組が勝った年は大漁になると、言われています。

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5.情緒あふれる町並みに並ぶ、涼やかな風鈴が圧巻! 大川内山 風鈴まつり(伊万里市/6月中旬から8月下旬まで)

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レンガ造りの煙突が立ち並ぶ伊万里市大川内山は、かつては鍋島藩お抱えの窯元が集った街で、「色鍋島」「鍋島染付」「鍋島青磁」などの産地。伊万里焼でも有名で、古い窯跡をはじめとする文化遺産が数多く息づく街でもあります。そんな大川内山で毎年行われる「風鈴まつり」は、同地にある30の窯元が作った風鈴が飾られる、なんとも涼やかなお祭り。

風鈴まつり2

それぞれの店先に並ぶ風鈴は、どれもひとつひとつ味わいの違った、涼やかな音色を奏でます。個性豊かな風鈴の中で、自分のお気に入りを探してみるのも楽しみ方のひとつ。

2004年から始まったお祭りながら、現在では伊万里の夏の風物詩として、多くの人に親しまれています。大川内山の日本情緒あふれる町並みに、美しい風鈴が並ぶ様子は、まさに圧巻。インスタスポットとしても、おすすめです。なお、風鈴の絵付けなども体験できるので、お土産ゲットもできそうです!

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6.佐賀の「ケンカ」を楽しむお祭りです 伊万里トンテントン祭り(伊万里市/10月下旬)

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伊萬里神社の御神幸祭として知られるのが、「伊万里トンテントン祭り」です。変わった名前のお祭りですが、この「トンテントン」とは、仕掛け太鼓の音のこと。最終日に行われる「川落とし合戦」では、仕掛け太鼓の音を合図に、荒神輿と団車(だんじり)が組み合ったまま川に落ち、早く陸に上がったほうが勝ち……という合戦絵巻が行われます。

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なお、神輿が勝てばその年は豊作に。団車が勝てば大漁になると言われています。ねじり鉢巻姿の伊万里っ子たちが繰り広げる、血気盛んな喧嘩祭りをぜひご覧あれ!

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7.世界中の気球ファンが大注目! 佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(佐賀市/10月下旬~11月上旬)

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佐賀市に住まう人々が「ぜひ一度は絶対に見に来て!! 見たら必ず感動するから!!」と口を揃えて言うのが、毎年、佐賀市嘉瀬川の河川敷で開催されるのが、アジア最大級の国際熱気球大会「バルーンフェスタ」です。1980年の開催以来、世界のバルーニストをはじめ、多くの人に愛されてきました。色とりどりの気球が飛び交うその光景は、あの大ヒット映画『カールじいさんの空飛ぶ家』のリアル版……。

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「なぜ、佐賀で気球なの?」と不思議に思うかもしれませんが、実は、開催場所である嘉瀬川河川敷がある佐賀平野一帯は、熱気球の離着陸を行うための広いスペースや安定した気流に加えて、様々な方向から吹く風の層があるため、気球を上げるには非常に理想的な土地なのだとか。

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競技飛行で見られるのは、一度に100機近いカラフルな気球が飛び交う様子。競技バルーンのみならず、ユニークな形のシェイプドバルーンや、バーナーの炎に照らし出された幻想的な熱気球など、「佐賀でしか見られない光景」が広がります。この一生忘れられない思い出を、ぜひ体験しに来てくださいね!

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8.14台の中から、“推し”のヤマを探しにいこう! 唐津くんち(唐津市/11月2~4日)

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「唐津っ子が帰省するのは、正月でもお盆でもない。唐津くんちがあるときだ!」というのは、唐津では知られた話。それほどまでに唐津の人々に愛されるのが、唐津神社の秋季例大祭として11月上旬に行われる唐津くんちです。

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14台の曳山(ヤマ)が、曳子(ヒキコ)と呼ばれる町民たちによって、「エンヤ」「ヨイサ」の掛け声とともに、街中を練り歩く、全国的にも知名度の高いお祭りです。現在、国の重要無形民俗文化財やユネスコ無形文化遺産にも登録されています。

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祭りの発端は、1819年に、お伊勢参りの帰りに、京都で祇園山笠を見た刀町に住む石崎嘉兵衛が、一台目の「赤獅子」を作ったのが始まりだとか。以降、唐津の14の町がそれぞれ別個に、「青獅子」「亀と浦島太郎」「鯛」「鯱」などの、様々な曳山が作られていったのだとか。漆塗りで作られた鮮やかな曳山の美しさは、まるでリアルな絵巻物を見ているかのような迫力です。

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トップバッターで迫力満点の「赤獅子」にはじまり、愛嬌があってかわらしい「鯛」、目が血走ってかっこいい「酒呑童子と源頼光の兜」などなど、テイストや雰囲気が全然違う14台。それぞれの個性があふれる曳山を一通り見終わった後は、「どのヤマが一番好み?」と誰かと語り合いたくなること、間違いなしです。

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9. 燃え上がる炎とともに、1年を振り返ろう  祐徳稲荷神社お火たき(鹿島市/12月8日)

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日本三大稲荷の一つと言われる祐徳稲荷神社で、300年以上続く新嘗祭の神事が「祐徳稲荷神社のお火たき」です。開催されるのは、毎年12月8日の日没から夜にかけて。20時になると、豊作と諸行繁栄を祈って、宮司が祝詞を奏上した後、松明がともされ、境内の木を20メートルほど積み重ねたお山に火がともされます。

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お山で燃やされた炎にあたると、無病息災のご利益があるとのこと。真っ暗な中で、煌々と燃え上がる炎を見ていると、思わず時が経つのを忘れてしまいます。古くから伝わる歳末行事で、燃え上がる炎を眺めながら、今年1年を振り返るのも乙なもの。

なお、当日は、鹿島市の海の幸や山の幸などの様々な特産品を販売する「鹿島市特産品まつり」も開催されます。鹿島市の魅力が詰まった一夜を、ぜひお楽しあれ!

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10.2000年前の古代に思いを馳せて 吉野ヶ里 光の響(神埼郡吉野ヶ里町/12月)

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国の特別史跡にも指定されている、弥生時代の遺跡・吉野ヶ里遺跡。その建物群を色とりどりの照明やキャンドルの紙灯籠で彩るのが、12月に行われる「吉野ヶ里 光の響」です。荘厳な遺跡と幻想的な光がマッチした光景は、古代と現代が融合したかのような不思議な感覚に襲われます。

さらに、物見やぐらの上から遺跡を見下ろすと、光で描かれた地上絵が浮かび上がる演出や600発の連発花火「スターマイン」、夕闇に熱気球を打ち上げる「熱気球ナイトグロー」など、イベントも盛りだくさん。

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過去には、吉野ヶ里遺跡が作られた2000年前頃の天体の動きを推測。その当時の夜空が、遺跡の建物配置にどのような影響を与えたかを考える新説を披露する映像上映会も行われました。毎年、新たな趣向が盛りだくさんのキャンドルナイトで、スマホもパソコンもない古代へと、思いを馳せてみては?

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さて、ここまで佐賀が誇る個性豊かなお祭りを、10個ご紹介してきました。今年は入場制限や無観客で行われたものも多かったのですが、きっと来年にはいろいろ解禁されている(?)はず……。

気になるお祭りがあった人は、早速来年のカレンダーに、いますぐ開催予定を書き込んでくださいね!! リアルに来て、見て、体験したら、どれもきっと一生忘れられない思い出になること間違いなし。

さぁ、佐賀にこんねーー!!!

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写真提供:佐賀県観光連盟(一部写真を除く)


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